何かと話題の朝倉未来選手の弟である朝倉海選手について、総合格闘家としての強さとはどれほどのものかを調査しました。
- 格闘技をはじめたキッカケ
- これまでの戦績と強さ
- 学生時代に習っていた格闘技や部活動
これらについて調べていくうちに意外なことが判明!
朝倉海選手の強さの秘密を知りたい方は、是非最後までご覧くださいね。
朝倉海の格闘技をはじめたキッカケとこれまでの戦績は?実はいきなり○○デビューしていた!
格闘技をはじめたのは高校3年の卒業間近である18歳の時。
兄の朝倉未来選手が当時通っていた「禅道会」に入会したことで、格闘家としての道を歩みはじめました。
朝倉海が格闘技をはじめたキッカケはコレ!
兄である朝倉未来選手からいきなり呼び出されて行われた路上スパーリングで、はじめて格闘技を経験。
全力で倒しに来る兄貴に対し、「こ〇される!!」という思いで必死に戦ったようです。
その結果、兄の強烈な攻撃を見事にかわし、兄である朝倉未来選手から「センスがある」と言われ、「ジムに来い」と誘われたことがキッカケで格闘技をはじめることになります。
なんといきなりプロデビューしていた!
朝倉海選手がアマチュア格闘家としての戦績というと、「THE OUTSIDER」を想像しますよね。
しかし朝倉海選手はアマチュア戦績なく、2012年9月16日に行われたDEEP浜松大会でプロデビュー。
しかも1R腕ひしぎ十字固めでKO勝ちしています!
ちなみに格闘技をはじめて10カ月ほどでのプロデビューだったそうです。
「アマチュア戦績なしであり得るの!?」って感じですが、その経緯はというと禅道会の大会で優勝したのをキッカケに、支部長の「いっちゃえ!」という無茶ぶりで、いきなりプロデビューが実現したようです。
格闘技をはじめて間もなく禅道会の大会で優勝するだけでも凄いですね。
「THE OUTSIDER」で戦績を積み上げていく
DEEPでのプロデビュー戦後は、主戦場を「THE OUTSIDER」に変えて、アマチュアとセミプロとしての実績を積み上げていきます。
そして2014年12月7日に55-60kg級のチャンピオンを獲得し、THE OUTSIDERでは16戦14勝2敗12KOの戦績を残しています。
12KOのうち、
- 腕ひしぎ十字固め
- リアネイキッドチョーク
- アナコンダチョーク
といった寝技によるKOあり。
現在の朝倉海選手のスタイルからはあまり想像できませんが、寝技の対応能力は十分ある感じがしますね。
所属ジムをトライフォース赤坂に移しROAD FC参戦
本格的にプロ格闘家として上を目指す為に、地元である愛知県豊橋市にある禅道会を辞めて、東京赤坂のトライフォース赤坂に移籍。
それから韓国の格闘技団体「ROAD FC」に参戦し2戦行っています。
そのROAD FC初戦は1RKO勝ちをしたものの、2戦目のムン・ジェフン戦ではキャリア初となるKO負けを喫すことに。
そして2017年11月8日にTHE OUTSIDERの55-60kg級チャンピオンベルトを返上し、主戦場をRIZINに移していきます。
RIZINデビューから6連勝!そしてバンタム級の頂点に
2017年12月29日に開催された「RIZIN.8」にてRIZINデビューを果たし、才賀紀左衛門選手に対し2RTKO勝ち。
しかしその後3試合は激闘の末に判定勝利したものの、朝倉海選手的には思うような試合結果を残せなかったかのような表情が見受けられました。
ただROAD FCではじめてKOは負けを喫した、ムン・ジェフン選手とのリベンジマッチはしっかり勝ったという印象でした。
堀口恭司選手との対戦がターニングポイントに
そして2019年8月18日に行われた「RIZIN.18」では、堀口恭司選手と対戦。
「圧倒的不利」とされていた朝倉海選手ですが、この試合でなんと開始68秒でKO勝利をし、一気に注目を集める選手となりました。
このあたりから総合格闘技の練習に加えて、元スーパーフェザー級スーパー王者である内山高志さんのもとでボクシングの練習に励むようになったようです。
マネル・ケイプ戦での敗戦後さらに強さに磨きがかかる
2019年末に行われた「RIZIN20」では、堀口恭司選手がケガにより返上したバンタム級のベルトをかけて、マネル・ケイプと2度目の対戦。
しかし結果は2RにKO負けを喫してしまうこととなります。
しかしその後マネル・ケイプはUFCに移籍することが決定し、再び空位となったバンタム級タイトルをかけて、扇久保博正選手と対戦。
結果は1RでのKO勝利となり、打撃がさらに磨きがかかっている印象を受けましたね。
朝倉海はUFCに行くのか!?
2020年末に行われる「RIZIN.26」では、堀口恭司選手との対戦が決定しています。
ここで朝倉海選手が勝利すれば、RIZINからUFCへ行くことが濃厚だと言われていますね。
もちろんこれまで堀口恭司選手をはじめ、佐々木憂流迦選手や扇久保博正選手などの強豪をなぎ倒してきましたが、UFCでどの程度通用するかは未知数。
朝倉海選手の打撃能力は突出した能力を持っていますが、総合力のレベルが総じて高い選手と対戦するとなると、これまでの戦い方が通用しなくなる可能性がありありますね。
朝倉海の学生時代の部活や習い事は?
朝倉海選手は小学生の時に空手と相撲をやっていたことで有名ですよね!
空手は小学2年で辞めている(間違っている可能性あり)ようなのですが、相撲は小6まで続けていたようです。
なので伝説の路上スパーリングの時に朝倉海選手が言っていた「格闘技経験なしではじめてスパーリングをした」というのはちょっと語弊がありますね…。
それはさておき、小学生の時に父親が与えた課題がハンパないんです。
学校から帰ってきたら、遊びに行く前に、
- 腕立て100回
- 腹筋200回
- スクワット500回
というトレーニングをしていたということなので、小学生の時に格闘家としての素質が出来上がっていたのかもしれませんね。
朝倉海選手が中学・高校の時に入部していた部活が意外!
格闘家になるためのスパルタ教育を受けていたといっても過言ではない小学生時代。
しかし、朝倉海選手は中学生になると格闘技の道に進むのかと思いきや、なんとバレーボール部に3年間所属していたようです!
YouTubeチャンネルで武井壮さんとの跳躍対決では勝利していたので、その能力はこの時代に付いたのかも。
そして高校生になると、バレーボールはせずに美術部に所属していたようです!
バレーボールと美術が朝倉海選手の格闘家能力に火をつけた!?
ちなみにバレーボールで鍛えられる筋肉は以下になります。
バレーボールのスパイクはジャンプをするときに身体を大きく反らせてから体幹部をねじるようにして攻撃をするため、広背筋と腹直筋、腹斜筋が使われます。
ジャンプをするときは床を力強く蹴る必要があるため、ジャンプする動作に大腿四頭筋やハムストリングスを使い、高さを出します。
引用:Activeる!
このように体のバネが鍛えられるため、格闘技に必要な筋力が備わりそうですね。
さらに美術では「集中力」と「観察力」が備わると思います。
なので朝倉海選手の目の良さは、もしかしたら美術部の経験から来ているのかもしれません!
こうした学生時代に格闘家になる為の質を知らずに磨き上げていた結果、路上スパーリングで能力を発揮。
そしてプロ格闘家への道が開幕したのかもしれませんね。
朝倉海の強さ!これまでの戦績や学生時代の部活や習い事が意外だった! まとめ
いかがだったでしょうか!?
朝倉海選手は格闘技のキャリアがプロスタートで、バックボーンに空手・相撲の他にバレーボールと美術の経験が今の強さに繋がっているかもしれないということが分かりましたね。
今後は朝倉海選手が所属するトライフォース赤坂が、ケージを置いたジムをオープンすることが決定していることもあり、UFC挑戦は確実かと思います。
とにかく2020年末の「RIZIN.26」での堀口恭司選手との頂上決戦がどうなるのかが、注目です!